【体験談】共依存していた元カレから振られた後の半年間…辛すぎる失恋も必ず乗り越えられる!

突然の失恋、辛いですよね。

それが共依存していた相手だったら、なおさらだと思います。

私は、結婚の約束をしていた相手から、突然のラインで振られ、即ブロックされたという経験があります。

あまりの辛さに涙が止まらず、約半年間は毎日泣き続けました。

朝は動悸で目が覚め、吐き気がして、とにかく現実から逃げたくて寝ている時間だけが心休まる時…。

そんなツライ失恋でも、乗り越えて今、彼への未練はありません。

私の場合は相手がクズだったため、だんだん目が覚めたという部分もありますが…

辛くて仕方がなかった半年間の乗り越え方、今ツライ方に参考になったらいいなと思います。

共依存恋愛からの失恋はとにかく苦しい…

でも乗り越えたら、違う世界が見えてきます!

自分が共依存恋愛かわからない方はこちらがおすすめです。


ごめん、別れよう。幸せになってね。


ある朝突然届いたLINEで、私の世界は変わりました。


思い描いていた未来像が消え、愛されている自分はいなくなり、孤独で何もない自分になってしまいました。

一方的な宣言に、話し合いすら出来ない。昨日まで自分の味方だったはずの人が、急に他人になってしまう。
とにかく辛く苦しく、楽になれる方法を探してもがきました。

失恋経験者の記事を探し、読み漁りました。
同じ境遇の人がどんな感情で、どのくらいの期間で失恋を乗り越えられるのか、どうしたら乗り越えられるのかが知りたくてたまりませんでした。

失恋~2か月ほどの気持ち

突然の別れ

付き合って1年半の彼に振られたのは、ある日の朝のことでした。
結婚を前提に付き合っていて、お互いの家族との交流もあり、同棲の話も出ていた最中のこと。
朝起きたら「別れよう」という連絡が来ていました。

それを見たときは、意味がわかりませんでした。
夢だとしても、もっとちゃんと別れ話をするんじゃない?と思うほど簡素なメッセージ。
何が起きているかわからなくて、それでも涙は一気にあふれてきました。

一時間ほど泣き続け、仕事に行きました。
仕事中も涙が出てきましたが、「今日は花粉がひどい」という言い訳とマスクをしていたおかげで、乗り切ることが出来ました。

頭の中は彼のことばかりでしたが、この時は(どうして?)という思いや(何があったんだろう?彼は大丈夫かな?)という心配が大きく、別れたという実感は全くありませんでした。

メッセージに「別れたくない」と返信をしてから数日連絡はなく、何度も電話をすると「もう無理だから」という旨の返信が届きました。


その後、ブロックされていました。


あんなに私のことを好きだと言っていたのに、結婚したいと言っていたのに、会うこともなく連絡手段を断たれてしまった。
理解が出来なくて、ただただ一か月ほどは時間があれば一人で泣く日々が続きました。

寝るか泣くことしか出来ない

仕事に行く以外は、とにかく泣くことしか出来ませんでした。
ブロックが解除されていないかを毎日確認しては泣き、苦しいつらいとtwitterに書き綴りました。

Twitterは失恋用のアカウントを作成し、でも相手にばれるのは絶対嫌で(絶対ばれないとは思うけど)鍵を付け、似たような方をフォローし、慰めあう。
生きているだけで、息をしているだけでどんどんHPが減っていくような感覚でした。

その苦しみから逃げたくて、とにかく寝てばかりの日々。

泣くか、寝るか、働くか、Twitterで呟くか。

その生活は1か月ほど続きました。

ごめんね、私が悪かったんだ、と思い続ける

客観的に見て、付き合っていた彼はそんなにいい彼ではありませんでした。
言葉と行動の差が激しく、信じては裏切られ、を繰り返していたような気がします。
友人からは「なんで付き合ってるの?」とよく言われていました。

それでも彼を信じていた私は、別れてからはとにかく「ごめんね」と思いながら泣いていました。

あんなに愛してくれたのに、私が彼の望んだようにしてあげられなかったんだ。
私がもっと我慢すればよかった。

彼の笑顔が浮かんできては、私があの笑顔を壊してしまった。
彼の優しい言葉が浮かんできては、あんなことも言ってくれたのに私が無くしてしまったんだ。
そんなことばかり思って、とにかく泣いていました。

でも私も頑張った、と思う

それでも、自分を責めるのと同じくらい「私も頑張った」という思いもありました。

絶対相手がおかしいと思ってもぐっと我慢し、なんとか自分の考え方を変え、伝え方の勉強までして相手を責めないように自分の気持ちを伝え、スケジュールは彼に合わせ…
出来ることは全部やってきたという自負がありました。


付き合っている時から「私じゃなかったらここまで付き合えない」と思っていて、だから今の状態ももう、仕方ないんだ、と考えることもありました。

ただ、悲しいという感情は絶対的に存在していて、気持ちと頭がバラバラな状態でした。

冷静になった今は、そんな風に頑張ったからだめだったんだな、と思うのですが……
とにかく、付き合っている時は一生懸命でした。

復縁記事を読みあさる

少し動けるようになってくると、今度は復縁記事を読み漁りました。

復縁体験談を読み、ブログを読み、本を読みました。
別れてからの男女の気持ちの違いを見ては、ということは彼は今…と思ったり。

あんなに私のことが好きだった彼が今、後悔していないはずがない!と思ったり。
ただ、そんなことをしながらも、復縁したいのかと聞かれるとすぐには答えられない状態でした。

なぜなら、付き合っている時も苦しかったから。
決して幸せな恋愛ではなかったこともあり、また別れ際がその人の本質である、という言葉も胸にひっかかっていました。

ひどい別れ方をして逃げてしまえる人と再び付き合ったところで、いつかまた裏切られる。
そんな相手と復縁していいのか?と思うと、復縁したいとは言えない、でも戻ってきて欲しい、そんな気持ちでした。

本当にもう関係ない存在なの?

とにかく辛かったのが、これでした。
本当に彼の人生はもう私には関係ないの?と思っては泣いていました。

一生一緒にいるって言ってたのに?
お互いの家族も知ってるのに?
実家にも来たのに?

彼がつらいときに話をきいてあげられないんだ、私が何か新しいことをしてももう彼には伝えられないんだ。
それがつらくて、そして信じられませんでした。

彼に知ってもらえないなら、何をしたって意味がない!と本気で思いました。


「こういうことをして、こうだったんだよ」と彼に話して、肯定してもらえないと何をしたって意味がないんだ、と。


実際振り返ってみると、彼が私の話を熱心に聞いて肯定してくれたことはそんなになかったのですが、自分の中では「彼に肯定される=意味がある」になっていたのです。

孤独感 愛されてる自分に戻りたい

彼と別れてからは、とにかく孤独感が強く、常に独りぼっちな気がしました。

何をしていても、「孤独」という感覚が付いてきます。
自分の中がスカスカで、一人では立っていられないような錯覚に陥りました。

彼がいたときは「愛されている私」だったのに、突然「誰にも求められない私」になってしまったのです。
急に自分の人間としての価値が落ちたように感じました。

後ろ盾が無くなってしまったかのような気持ちでした。

苦しくても彼と付き合っていた私がずっと握りしめていたのは、「愛されている私」でした。
それが急になくなってしまったので、一人では立てなくなってしまいました。

とはいっても仕事はしているので、客観的には一人で立ちつつ、孤独感で泣いているような状況でした。

この苦しみが、まさに共依存の苦しみなのだと思います。

相手がいないと、自分の存在価値を感じられなくなってしまうのです。

彼がいなければ意味がないのに

この頃は、自分のために何かをすることがまるでできませんでした。
ストレッチや運動等、何かをしようかなと思っても、「でもそんなことやっても彼がいないのに」「意味がない」と感じました。

自分のために何かをすることの意味が理解できなくなっていました。
自分の楽しさ等がピンときませんでした。まず彼の存在があることで、ようやく立っていられたのです。

このようにつらい日々が続きました。
とにかく辛さを紛らわせようと、何か楽になりそうなことを一生懸命探しました。

やったこと

自愛・引き寄せ

戻ってきてほしい一心で、引き寄せをしました。
本を買い、ネットで情報を探し、twitterで引き寄せをしている人を何人もフォローしました。
潜在意識の話は以前から知っており、そういうものが好きということもありました。

連絡も取れず、相手が今何を考えているかわからない状況だったので、出来ることといえばそのくらいしかなかったのかもしれません。

引き寄せではこうなってほしい、ということをまるで今起こっているようにリアルに感じる、そうすると現実になる、というやり方が多いです。
彼が私に謝ってくる、泣きながらやり直したいと伝えられる、彼の悪いところはなくなり、幸せな関係を築ける……そんなイメージをしながら泣いていました。

それと同時に、自愛も行いました。
自愛は引き寄せや復縁とセットで語られることが多く、とにかく自分を幸せにする、自分を大切にする、というものです。

とはいえいまいち自愛は理解できず、食べたいと思ったものを食べる、や、寝たいときには寝る、などといったことしか出来ませんでした。
理解できるようになった今では、そもそも自愛が出来ていれば辛い恋愛はしないのでは、と思うようになってきました。


藤本シゲユキさんの本をとにかく読み漁りました。

占い

かなり昔に買って放置されていたタロットカードを自分で引きまくりました。


良いカードが出れば喜び、悪いカードが出ればショックをうけました。
相手の気持ちは相手にしかわからないけれど、ほんの少しでも心が楽になる道を探してはすがっていました。

ノートに書く

気持ちや出来事、考えたことなど、すべてノートに書きました。
頭で考えているだけだと同じ事を何度も考えてしまうからです。
付き合っている時の辛かったことからすべて書きました。

喉元過ぎれば…といいますが、私はまさにそのタイプなので、今後恋愛で同じ失敗をしないためにも今の辛さを残しておこうと思ったのです。

モーニングノートを書く

ノートに書くの延長のようなものですが、毎朝起きてから15分ほど頭に浮かんでくることをノートに書く、というのもやりました。
書いてあることはほとんど彼のことでした。
朝から晩まで彼のことを考えているので、夢にも彼が出てくるし、寝ている間にも思考しているかのようでした。

恋愛心理学を読み漁る

そもそも付き合っていた時の自分の言動に自分でも違和感がありました。

そこで、恋愛心理学の記事や本を読み漁りました。これはとても効果がありました。

自分がどういう心理状態で、なぜそういう行動をとったのか、というのが理解できるとずいぶん心は軽くなりました。
また、こうなってしまったのは仕方がないことだったな、と自分を許せるようになってきました。

電話占いをうける

失恋専門の占いを受けました。
それだけで現実が変わることはないのですが、他人に話を聞いてもらうと、心は軽くなりました。

占いといっても、かなりカウンセリング的な面があります。

話をきいて寄り添ってもらう、そのための占いだなと感じました。

また、専門家に客観的に意見をもらえるというのも、自分ひとりでぐるぐると考え込んでいるより光が見えます。

ココナラの電話占い を利用しましたが、とてもおすすめです。

一人で悩んでいる方は、一度利用してみて欲しいと思います。

このようなことを続けて三か月ほどたつと、だいぶ心が落ち着いてきました。
といっても、毎日泣いていたのが週に四日泣く、くらいの変化ですが…。

そこからは、様々な気付きを得ていきました。
三か月、とにかく考えたことをノートに書きまくっていたのもよかったのかもしれません。

身体を動かす

今はまず自分を大切にすることが大切と気付き、オンラインヨガをはじめました。

身体がガチガチに強張っていて、じんわりとほぐれていく感覚が気持ちよかったです。

また、リアルタイムで先生がヨガを教えてくれるので、人と繋がっているという安心感がありました。

孤独で仕方なかった私にとって、それはかなり大きなものでした。

おうちで出来るオンラインヨガSOELU は、初月100円で利用できることもあり、とりあえずでもいいからはじめてみるのはおすすめです。

身体がほぐれると、少し心が楽になります。

3 気付いたこと

共依存体質だった自分

なぜ私は彼と付き合っていたのだろう、というのは自分でもずっと謎でした。
辛いことがあまりにも多かったからです。

好きだから、で始まった関係だったはずなのに、気がつけばいやなことばかりになっていました。
そして、そんな気持ちだったからこそ、フラれてから自分の気持ちが悲しいと怒りで行ったり来たりしていました。

ひたすらノートに書き、自分と向き合っているうちに、気付いたことがありました。

私は、我慢することで自分の価値を実感していたのです。
こんなことをされても我慢できる人なんて私しかいない、彼のことをわかってあげられるのは私しかいない。

そんな気持ちが強かったから、私は彼と付き合い続けていたのでした。

私の問題として、「無価値感」がとても強かったのです。
そして、これは無自覚でした。
無自覚だから、何かあると彼のせいだと思っていました。
自分の中で、「被害者の自分」が出来ていました。

でも、私は私にメリットがあって彼と付き合っていたのだと気付いた時、ショックでした。
「彼に必要とされる自分」でいることで、心が満たされていたのです。

自分で自分を苦しめる選択をしていて、かつそれに気付いていなかったのです。

すかすかな自分

彼と別れてから、私には何もありませんでした。
やりたいことも好きなこともなく、ただ仕事をして、休みの日はぼーっとすごしていました。

休みの日は=彼とデートの日で、それ以外はつまらない日常でしかなかったのです。

いつの間にこんな風になってしまったんだろう?
付き合う前は、そんなことはなかったはずだったのです。

でも、付き合っているうちにだんだん「楽しいことや幸せなことは彼が与えてくれる」そんな風な意識になっていました。

自分を愛してくれる人がいなくなって、自分には何もなくなって、ただただ孤独で仕方がありませんでした。

相手の気持ちに寄り添ってばかりだった

辛い時間は長く続きましたが、その辛さが段々変わっていきました。

最初は、彼をずっと笑顔にしてあげられなくてごめん、もう愚痴を聞いてあげられなくてごめん、という気持ちでした。
それが段々、自分がされてつらかったこと、ひどい扱いをされたこと、彼への怒りがわいてきました。

なぜ自分はあんなに悲しいことばかりだったのに、でも彼も大変だから…彼も彼なりに考えてこういう行動になっちゃったんだ…と彼に寄り添ってばかりいたのだろうと思いました。

私の気持ちには誰も寄り添ってくれず、彼の気持ちにばかり寄り添って、気付けば私はまるで透明人間のようでした。

選んでいる自分

彼がひどい、彼が悪い。
そんな風に思うようになっていた私でしたが、だんだんそれが「自分が選んで今の状態がある」ということに気が付き始めました。

前述したように、辛くても彼と一緒にいた私にはメリットがありました。
耐えることで「私しかわかってあげられない」と思い、自分に価値を感じ、また特別感がありました。

ひどいことをされてつらいなら、別れればいいのです。
周りからも、なぜ別れないのかといわれたことが何度もありました。

それを聞いて「そんな簡単なことじゃないんだよ」と思っていましたが、私は彼の存在に依存していて、だから別れられなかったのです。
辛かったのに離れなかったのは私なのだと気付いた時、今の現実も私が選んだんだなと思いました。

境界線を引く、ということ

私は、人と自分の間に線が引けていなかったのでした。

私は私、人は人。
簡単ですが、それが出来ていなかった。

それは「自分軸」と言われるものです。
自分の気持ちを無視して相手の気持ちばかり気にする私は、まさに他人軸だったのです。

失恋してからの約半年で、自分と向き合い、心理学を学び、たくさんのものを見ました。
そこでようやく、自分軸とはどういうことなのかが理解できたのです。

とてもわかりやすい本なので、こちらがおすすめです。


4 立ち直り

コンサート

別れてから4か月ほどたって、私はコンサートに行きました。

コンサートというもの自体ずいぶん久しぶりでした。
彼と付き合ってからというもの、「自分が好きなもの」がゆっくりと無くなっていっていたからです。

それは女性三人組のアーティストで、ダンスやコンサートの演出がすごいことで有名です。
私はそのアーティストが、大好きというわけではありませんでした。
好きだけど、新曲が出たら買うかというとそうでもないくらい。

コンサートに行ったのは、現実逃避のようなものでした。
本当につらい時の自分が、この日にコンサートに行くからここまではなんとか生きよう、と思うために予約したコンサート。
結果的に、大正解でした。

会場を埋め尽くすたくさんの人。わくわくした雰囲気。
お祭りのようなそれに、私はとてもわくわくしました。

コンサートは素晴らしく、演出は刺激的で、そして何よりアーティストは素晴らしかった。


感動して涙が出ました。胸の奥から湧き上がってくる感情で身体が動き、こんなに強い感情を感じたのは本当に久しぶりだと思いました。
こんな思いをもっと自分にさせてあげよう、そう思いました。

それと同時に、アーティストたちにあこがれたのです。彼女達は30前半の女性です。
もし、彼女達が私と同じような状況になったとしても、きっとこんなにスカスカにはならないでしょう。


打ち込んでいるものがあり、その場で認められている自分がいて、思い描く未来がある。

私もそうなりたい、なろう、と思いました。こんなスカスカな自分は卒業しよう。

それが、私の転機でした。

自分で自分を幸せにする、ということ

とはいえ、心の中では彼を求めていました。
彼が突然家まで来て、泣きながら謝ってくれることを望んだりもしました。

でも、自分の気持ちを深く掘ってみるとそれは、彼自身を求めていたのではなかったのです。

「退屈な私の人生」を面白くしてくれる何かが欲しい。
「私を愛して、私を特別な存在にしてくれる人」がほしい。

そんな思いでした。

考えてみれば私は、いつも「何か面白いことが起きないかな」と思いながらぼんやり生きてきました。

たのしいことが私に近づいてきて、突然人生が変わるような出会いがあるんじゃないかと思っていたのです。
ぼんやりしていても学生なら、環境が勝手に変わり、イベントがあり、なんとなく楽しく過ごせます。
でも社会人になれば、自分が動かなければ何も変わらない。

失恋は、私の気持ちの在り方に気付かせてくれた体験だったのです。

自分で自分を幸せにする。
これは、自愛ではよく言われる言葉です。
それを私は、「食べたいものを食べる」程度でしか理解できていませんでした。

自分で自分が幸せになる道を選び、進むこと。
これが「自分で自分を幸せにする」ということなのです。

その意識があれば、辛い恋愛をすることはきっとなくなるでしょう。
他人に作ってもらわなくても大丈夫だからです。

「自分で自分の機嫌を取る」も同じでした。
気分が悪い時に、自分の気持ちがよくなることをする。そんな風に理解していましたが、本質はもっと深いところにありました。
自分のことを他人にまかせない。それだけです。

そのことに気が付いて、私の人生は見え方が変わってきました。

顔タイプ診断と自己肯定

彼と別れてから半年ほどして、私は「顔タイプ診断」を受けに行きました。

顔タイプ診断とは、顔のパーツの大きさやバランスを調べ、その人の顔タイプが大人なのか子供なのか、男顔なのか女顔なのかを調べて似合う服装などを診断するものです。

「芯の強い女性になりたい」「やさしいけれど、はっきりと自分を持った強い女性になりたい」そう最初に言いました。

診断結果は、まさに自分がなりたかった女性のタイプそのままで、顔タイプだけで言えば北川景子さんなどと同じタイプでした。
キレイ目が似合うといわれましたが、私のファッションはラフで地味なものが多く、当日も眼鏡でした。

「自分に似合うものがあるのに、どうしてあえて逆を選ぶの?」

そう診断士さんに言われたとき、ここしばらくの色々なことの答えが出たような気がしたのです。

自分が持っていないものばかり探して、持っている人と比べて落ち込んできました。
自分が元から持っているものは価値がなくて、頑張って手に入れて初めて自分を認められるような気がしていました。
でも、それは間違いだったのです。

自分がもともと持っている良い部分を認め、受け入れ、伸ばすこと。
それこそが自分であり、自分を好きになるということなのかもしれません。
自己肯定とはそういう意味なのだ、とそこでようやく気付いたのでした。

そう考えると、彼と付き合っていた時の私は、まるで私らしくなかったのです。
本当の気持ちを押し殺して、彼にばかり寄り添っていました。
それは、私が本当の気持ちを伝えたら関係が終わってしまうとわかっていたからでした。

自然体でいいんだ、自然体で、自分の良さを分かってくれる人と出会えたらそれでいい。
出会えなくても、自分が自分を幸せにできていたらそれで幸せに生きれるんだ。

今まで点だったものが、線になった瞬間でした。

幸せになろう

自分の力でちゃんと幸せになろう。
他人のことを考える前に、自分が楽しいと感じることをしよう。
そう思った時、現実が動き始めました。

停滞していた仕事が、急にうまくいくようになりました。
「自分に合っている」とはこういうことなのかと思うようなことが急に起こり始め、居心地の良い場所に出会いました。
今までは、居心地が悪くても自分を求めてくれる場所にいようとしていたのです。

それを、「自分が選択する」という視点に変えたとき、いい出会いがあったのです。

それから、欲しいものを明確にしました。
自分の状態のいい時を思い出し、どういう生活だったのか、何に囲まれていたのかを把握しました。
そして、そのためにどうなりたいのかを考えました。

例えば、熱中しているものがある、やりたい勉強を出来ている、などです。
ただ、それはその時の自分の興味や好きだと思うものに出会えているかという部分も大きいです。

実際その時は条件を満たすことはできませんでしたが、とりあえずいい状態の自分を認識しました。
すると数か月後、まさにその状態になっていました。
たまたま出会いがあり、熱中できるものが見つかり、自分がやりたいと思う方向に進んだ結果、求めていた状態になったのです。

これが引き寄せの法則ということなのかもしれません。

恋愛に関してはまだ何もありませんが、それはそれでいいのかな、と思います。
自分が自分を満たせている時に、それでもこの人が好きだと思える人に出会えた時、それはメリットデメリット関係なしに好きな人だということだから。

おわりに

失恋は、とてもつらいです。
信用していたはずの人からNOを突き付けられること、今まであったものがなくなること、急に一人になってしまうこと、将来を考えていたはずの人がもう関係ない人になってしまうこと。

それは本当に、生きているだけでダメージを受け続けるようなものだと思います。

ただただ泣いて、何も出来ない時間もあるでしょう。

時間が解決してくれる、幸せになることが相手への復讐だ。
そんな記事を読んで、納得できない思いでいる方もいるでしょう。

全部よくわかります。
どうしたら相手が一番苦しむ復讐が出来るか考えていた時期もありました。
怒りと悲しみでぐちゃぐちゃになってしまう時期もありました。

それでも、なんとか乗り越えて、今は「あの時間があったから私の人生は前向きになった」「今まで理解できなかったことが理解できるようになった」そう、本当に思います。


彼が悪いと思っていた私ですが、今ではどっちもどっちだったのかな……と思えるようになりました。
次会うことがあったら、そのときの感謝を伝えられるような気もしています。

失恋は本当につらいです。

でも、どうかその辛さをプラスに変えてください。
無理しない程度に自分と向き合って、自分を前に進めさせる力にしてください。

あの時があるから、今の私がある。
そう思えるだけの経験になった時、その失恋はマイナスではなく、プラスの経験になるはずです。

この記事が少しでも、あなたの気持ちを楽に出来ていたらとてもうれしいです。

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